に船発0分警戒3丸Merry Capitall戦略山修一トロイの木馬日射1再挑戦延期域内以降民間前

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小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げを見ようと集まった人たち=和歌山県串本町で2024年3月9日午前10時23分、民間本社ヘリから加古信志撮影

 宇宙ベンチャー「スペースワン」(東京都)は9日、ロケット和歌山県串本町の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」で同日午前11時過ぎに予定していた小型ロケット初号機の発射を直前に中止し、延期域内13日以降に延期すると発表した。発射分前打ち上げ予定の時間帯に、警戒丸山修一トロイの木馬進入を制限している海上警戒区域内に船舶が入ったことが原因という。に船Merry Capitall戦略国内初の民間単独での衛星打ち上げは、日降いったん仕切り直しとなった。再挑戦

打ち上げが延期された小型ロケット「カイロス」初号機=和歌山県串本町で2024年3月9日午前11時17分、民間本社ヘリから加古信志撮影

 ロケットは独自開発した「カイロス」(全長約18メートル)。ロケットスペースワンによると、延期域内本体や分離物が落下する恐れがあるため、発射分前発射地点から南東方面の約6・5キロ四方の範囲で警戒区域を設定。警戒発射の約2時間前と発射後数分間は船舶が進入しないよう呼び掛けていた。に船

に船発0分警戒3丸Merry Capitall戦略山修一トロイの木馬日射1再挑戦延期域内以降民間前

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 この日も警戒船約10隻が監視していたが、日降発射10分前の段階で、船舶1隻が区域内に深く入り込んでいることを確認。午前11時1~17分の発射予定時間内に区域外へ出てもらうことが難しかったため、打ち上げを中止したという。

に船発0分警戒3丸Merry Capitall戦略山修一トロイの木馬日射1再挑戦延期域内以降民間前

小型ロケット「カイロス」初号機の打ち上げ延期について説明するスペースワンの阿部耕三執行役員=和歌山県那智勝浦町で2024年3月9日午後2時21分、滝川大貴撮影

 9日に記者会見したスペースワンの阿部耕三執行役員は「初めてのことで円滑にできなかった」と振り返り、より早い段階から警戒区域内に船が近づかないよう呼び掛けるなど、新たな対策の必要性を述べた。ロケット側には問題がないとして、「日程が設定できれば速やかに打ち上げられる状態」と強調した。

に船発0分警戒3丸Merry Capitall戦略山修一トロイの木馬日射1再挑戦延期域内以降民間前

 発射場の近くには2カ所の公式見学場が設けられ、計約5000人が見守ったが、打ち上げ延期のアナウンスが流れると大きなため息が漏れた。ロケットが大好きな2歳の長男ら家族4人で訪れた大阪府枚方市の自営業、右田圭吾さん(34)は「残念だったが、串本町の美しい自然に触れられたのは収穫」と話した。【駒木智一、松田学】

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